再びの命
2007 / 07 / 29 ( Sun )
◇死のふちから再びプレー−−静岡市立・稲垣諒選手(3年)
 18歳の誕生日の記憶がない。
 4月7日、春季大会中部地区準々決勝で、常葉橘との対戦中にベンチで突然倒れた。心肺停止、意識不明の重体。観戦していた消防士の父裕次さん(47)が球場に設置されたばかりのAED(自動体外式除細動器)を使って一命を取り留めた。その日はちょうど誕生日だった。
 手術で、心臓に2本のコードでつながり、心拍数を管理するICD(植え込み型除細動器)を入れた。左の鎖骨の下にある長さ約5センチの手術跡がその証しだ。結局、倒れた原因は不明。倒れた日の前後1週間ぐらいの記憶がなくなっていた。
 身長183センチ、体重73キロ。恵まれた体格で、病気、けがとは縁がなかった。でも今は「死は身近にある」ことを知った。野球ができることに感謝するようになった。入院生活を支えてくれた家族やチームメートにも。
 今大会は9番を打った。もともと4番を任された実力者だが、この日は快音が出ず、接戦に敗れた。「負けたのは悔しいが、高校野球に悔いはありません」。日に焼けた顔は病室より、グラウンドがよく似合う。【田口雅士】

7月26日朝刊

今日は29日だから3日も前のニュース
その日はなんだかせつなくてね・・・
でも ホント よかったねぇ〜〜〜 また 野球ができて
胸にICDをいれたことで 元には戻れないと悩むこともあるかもしれないけれど 
生きていたらそれは未来があるということ
未来があるということは可能性があるということ
娘もね 誕生日を知らないんですよ 
ケーキを買う約束をして 朝出かけたのにね
そして たった4日間の病院でしか送れなかった16歳・・・
命があるということはすばらしいことですよね
スポーツで突然倒れる 心臓が止まったから仕方ない 
ではどうしても終われなかった
医学のことも 救命のこともまったくしらない素人だけど
本当に 本当に仕方のなかったことなのか どうしても知りたくて
でも 知れば知るほど 辛くせつなくなりました
なぜなら 娘の死は「防げ得た死」「つながったはずの命」の
可能性が高い そう思えるし AEDの使用でたくさんの若い命が
つながったニュースが流れるようになってきました
正直 うらやましいですよ 
でも もし今もあの当時とかわらずAEDの普及もなかったなら
今回も悲しいものになっていたかもしれないと思うと
同じ悲しみを繰り返さなくて 本当によかったと心から思います
「知る」ということで運命が変わること
若い命 大切な命を救いたい それは一人ひとりの心でできること
稲垣くんの命には たくさんの救えなかった命のメッセージによって
再びの命になったこと 覚えていてほしいなぁと思います

 

テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

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